劣化する日本人
最近思うのは、当たり前のことだけど、「ビジネス=お金」ということです。
大企業が「地球環境」への取り組みをアピールしたり、企業メソナを推進したりするのも、そこから生まれるイメージ、延いてはビジネスに繋げようとする試みに過ぎません。
そして、その「ビジネス優先主義」も年々あざとくなる一方です。
その証拠に、好景気が続いて、大卒の初任給が10年ぶりの高水準とかいっても、労働分配率はむしろ下がってきています。
「欧米化」が日本を進化させたどころか、人間の「意識レベル」を中心に考えると、むしろ劣化させたような気がしてなりません。
例えば、医療や教育、公的事業、これらは本来「サービス」であるべきで、それを「ビジネス」として展開しようとすると問題が生じるのは当然です。
人材派遣・紹介業などでも、一部に「サービス」の必要性を自覚し、「ビジネス」と「サービス」の複合を試みる会社が無い訳ではありませんが、多くは「人材ビジネス」を展開する以上、「お金にならない仕事は意味が無い」と考える様子が見られます。
つまり、彼らにとって、「お金に換算できる人的価値の高い商品」=「ハイレベルな人間」のやりとりがビジネスの鍵であって、それ以外はゴミ箱行きなのです。
では、「お金に換算できない人的価値」ってないのでしょうか? 「お金に換算できない人的価値」が豊富で、経済力に乏しい人間が仕事を求めても、受け入れる余地が無いほど日本の「意識レベル」は下がってしまったのでしょうか?
かつての「ムラ」を始めとする「共同体社会」では、「相互扶助」の精神が行き届いていて、原則的に「困っている仲間」を放置することはありませんでした。
ところが、戦後の「経済至上主義」に基づく「欧米化」がこうした日本人の精神をすっかり蝕んでしまいました。
従って、かなりの日本人が、「納得できないという感覚」に折り合いを付けられぬままに、社会に適応したふりをしながら「環境要因(事情)」さえ許せば・・・と思いつつ日々を過ごしています。メンタル面が苛まれるのも当然ですね。
では、解決策は?
ずばり、やり直すこと。 「ムラ」に戻すこと、「夜型社会」から「朝型社会」に戻すこと、「統合」を廃し「分割」すること・・・
きっと、政府・産業界が許さないでしょうが。
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コメント
納得です!!「ずばり、やり直すこと」←ここにヒントがあるかも・・!?
投稿: ちゃーちゃん | 2007年9月10日 (月) 01時09分