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2007年12月 9日 (日)

人身事故

Photo_3 Kidsは、横浜から東横線・渋谷で半蔵門線に乗り継ぎ、半蔵門の会社に通勤していますが、この1週間、「人身事故」で電車が遅れるアナウンスを聞かない日は有りません。

年の暮れという時期的なものもあるのでしょうが、この「人身事故」ラッシュは、些か異常に感じます。

そこで、ここ2年間の「鉄道事故発生状況」を調べてみました。

  2006 2007
1月 78 65
2月 47 51
3月 49 69
4月 63 64
5月 45 89
6月 61 67
7月 67 84
8月 53 78
9月 63 74
10月 76 64
11月 78 91
12月 78  
758 796

明らかに増えています。 特に、5月と夏場(7~8月)、そして、11月、多分12月も…

まあ、「人身事故」といっても、「列車にはねられて死亡」というだけの発表しかないのが殆どなので、これが自殺なのか事故なのかはっきりしないのですが、ホームの乗客が故意でなく転落事故や接触事故に遭ったのならニュースになるので、多分、自殺でしょう。

" 迷惑この上ない! " と言いたいところですが、同時に、こうしたニュースに対し、「遅れる」ことにだけに意識を向けて、消極的にしろ肯定的に捉えながら通勤する日本人にKidsはある不気味さを感じています。

私たちは、こういう人たちを殺してしまう日本に生活しているってことなのに、誰も不思議に思ったり、憤りを感じたりしないのでしょうか?

自殺者は、確かに「弱虫」でしょうが、運もあります。 でたらめな会社にはいると、人並みの能力があっても自殺に追い込まれるケースも往往にあり、これまで「サラリーマンの悲哀」を数多く見てきたKidsにはある程度理解できます。

それとも、自分だけは競争に打ち勝って、会社にたくさん儲けさせて、いっぱい税金を払いたいという人が殆どなのか、通勤シーンを見ていると、そんなうがった見方もしたくなります。それとも、皆「冷静なおとな」なのかもしれませんね。

ところで、その自殺が若い人よりも中高年男性が多いことは、最近マスコミ等で伝えられたこともあって結構知られていますが、こういった中高年男性の自殺にはある傾向があるそうです。

それは、成功率が高いこと。 若い人のように未遂に終わる事はまずないそうです。

そして、精神科医やカウンセラーに相談する率が諸外国の男性に比べて極めて低い。 事前に友人や家族などに相談することもほとんどないそうです。

つまり、日本の男達は誰にも相談せず、悩みを全て自分で抱え込んだまま、死を選ぶ。 しかも確実に死ぬ。 孤独なことです。

そして、平成9年から平成10年にかけて急に増えてきた自殺者の内訳は、無職者と被雇用者が非常に多い。つまり失業者と何かを苦にしたサラリーマンが電車に飛び込んでいるようです。知人が言っていましたが、「今日電車に飛び込んだ人は明日の自分かもしれない

それでも " 人の迷惑を考えろ! " と批判する人はいるでしょう。当然ですが…。

しかし、「飛び込み」を実行する人は、" もう、これ以上、他人に迷惑をかけられない " から死ぬのであって、だから、一瞬で死ぬ可能性が高い手段を選んだとは考えられないでしょうか?

Kidsは、決して、鉄道自殺を擁護するわけではありません。 ただ、あまりに周囲が無感動かつ無関心なのに危機感を感じています。

最近読んだ本に「人は感情から老化する」という本がありましたが、若干論点は違うものの、この観点から見ると、日本人は年齢に関係なく皆老化の一途をたどっているような感じがしてなりません。

もはや戦後ではありません。 人も企業も国も「強さよりも善さが求められる時代が来た」のではないかと思います。

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コメント

私の勤務地も半蔵門です。最近の状況は特にひどい状況と感じます。・・やはり経済問題が根底にあるのではないでしょうか。

お金がないと厳しいですね。あっという間に
生活が苦しくなってくる。

飛び込む人の気持ちも理解できそうですよ!

投稿: ちゃーちゃん | 2007年12月10日 (月) 14時25分

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